ファイトケミカルプロダクツと連携して米油副産物からビタミンEなどの機能性素材を生成する

昭和産業は29日、東北大学発スタートアップのファイトケミカルプロダクツ(仙台市)に出資したと発表した。出資額は非公表。ファイトケミカルプロダクツが米油の副産物からビタミンEなどを生成し、昭和産業グループが食品や化粧品事業などに活用する。

昭和産業の傘下で米油を製造するボーソー油脂(千葉県船橋市)などがファイトケミカルプロダクツに米油副産物を供給する。これまで米油の副産物は有効活用できていなかったが、資源として活用する。

ファイトケミカルプロダクツは東北大学が開発した技術を使って植物油からビタミンEなど複数の機能性素材を生成する技術を持つ。2020年から食品や化粧品などに使う成分を製造している。2025年以降には仙台市に新工場を建設する。

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