29日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=153円近辺で取引された。

 午前10時現在は前日比31銭円高ドル安の1ドル=153円02~03銭。ユーロは16銭円高ユーロ安の1ユーロ=165円49~52銭。

 急速な円安進行への警戒感から、円を買い戻して利益を確定させる動きがやや優勢となった。一方で米長期金利の上昇基調を踏まえた円売りドル買いの注文も入った。

 外為ブローカーは「市場の注目は衆院選から再び米国の動向に移った。米景気や米大統領選の行方が焦点だ」と語った。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。