今月1日にイランが行った大規模なミサイル攻撃への対抗措置として、イスラエル軍は、26日未明に軍事施設を対象とした空爆を行いましたが、核施設や石油関連施設が標的にならなかったことで投資家の間では中東情勢が一段と緊迫化する事態は避けられたという受け止めが広がりました。

国際的な原油取り引きの指標となるWTIの先物価格は、先週末に1バレル=71ドル台後半でしたが、これを受けて、28日のニューヨーク原油市場では、一時、6%余り下落し、66ドル台後半をつけました。

これは、およそ1か月ぶりの安値水準です。

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