野村不動産ホールディングス(HD)が25日発表した2024年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比29%増の425億円だった。4〜9月期としては最高益だった。マンションの売り上げが市場価格の上昇を追い風に好調だった。

同日、25年4月1日に1株を5株に分割すると発表した。最大50億円の自社株買いもする。発行済み株式数(自社株を除く)の1%にあたる180万株を上限に買い付ける。取得期間は10月28日から25年1月31日。

売上高は4%増の3813億円、営業利益は11%増の683億円だった。マンションなどの住宅部門で分譲戸数が増えたことに加え、平均価格が上昇した。子会社化したホテル運営会社UDSを連結に加えたことも利益を押し上げた。

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