「リーフシティ市川 ザ・タワー」は26年12月下旬に竣工予定=三井不動産レジデンシャル提供

京葉ガスなどは25日、千葉県市川市の同社工場跡地で建設を進める定期借地権付きマンション「リーフシティ市川 ザ・タワー」の第1期販売を11月2日に始めると発表した。29階建て全674戸の免震タワーマンションで、最多価格帯は7700万円台に設定した。2026年12月下旬に竣工する計画だ。

間取りは1〜4LDKで、専有面積は42.7〜129.9平方メートル。販売価格は3800万〜1億9600万円台を予定している。JR総武快速線が停車する市川駅から徒歩7分の場所に立地し、1階には保育施設を誘致する。三井不動産レジデンシャル、野村不動産、三菱地所レジデンスを事業主として長谷工コーポレーションが設計・施工を手掛ける。

各戸には都市ガスの採掘から燃焼の一連の工程で出る温暖化ガスを京葉ガスが購入するカーボンクレジットで相殺する「カーボンオフセット都市ガス」を供給する予定。富士山が望めるラウンジやゲストルームも設ける。

京葉ガスは工場跡地を住宅や商業施設、運動場などが入る約3.7ヘクタールの複合地区を「リーフシティ市川」として開発している。商業施設にはイオンリテールが大型スーパーの出店を計画している。ザ・タワーのほか、賃貸住宅やシニア向け住宅の建設も進める。

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