名鉄グループバスHDが運転手の人手不足を補おうと、車内の降車ボタンに書いてある「とまります」をもじり、応募が来ないと「こまります」というボタンの絵を車体に描いたバスを走らせている。道行く人や路線バスの沿線住人らに広くPRし、採用増を狙う。
バス業界ではコロナ禍で多くの運転手が離職したことに加え、残業規制の強化に伴う「2024年問題」で人手不足が深刻化しており、各社が採用活動に知恵を絞っている。
今回の企画は愛知、岐阜両県のいずれかに本社を置く名鉄観光バスや岐阜乗合自動車など傘下の7社が参加し、9月以降は全社が1台ずつ運行している。12月に7台を集めた合同の採用イベントも開く。
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