キャラクターと一緒に1日乗車券販売をアピールする関係者(新潟県庁)

新潟県の第三セクター鉄道、北越急行(南魚沼市)とえちごトキめき鉄道(トキ鉄、上越市)は自社路線内を自由に乗り降りできる1日乗車券の販売を全国のセブンイレブン約2万1500店で始めた。地元住民が購入しやすくするとともに、県外からの観光客誘致につなげる。

セブンイレブン店内にあるマルチコピー機かセブンチケットサイトを通じて販売する。北越急行の「ほくほくワンデーパス」は中学生以上の大人が1800円、トキ鉄の「トキ鉄ツアーパス」(平日限定)は大人2000円。両社とも車両が写ったポストカード付きにすると100円上乗せになる。

トキ鉄の鳥塚亮社長はセブンでの販売で「いつか行ってみたい、がいつ行こうになる」と期待を述べた。北越急行の小池裕明社長も「販売チャネルが増え、利用増につなげたい」と意気込みを示す。

新潟県とセブン―イレブン・ジャパンは2008年、包括連携協定を結んだ。1日乗車券のコンビニ販売はその一環として実施した。6月までの販売を見込むが、7月以降も連携した取り組みを続けていく予定だ。

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