24日、ワシントンで記者会見するIMFのゲオルギエワ専務理事(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は24日の記者会見で、世界経済に関し「低成長で巨額債務の道に陥る危険にさらされている」と警鐘を鳴らした。

 専務理事は、世界経済はインフレが抑制されてきており「驚くほど好調に推移している」と現状を分析。一方で、5年後の成長率は減速が見込まれ「ここ数十年で最も低い中期見通しだ」と説明。公的債務も世界的に積み上がっていると指摘した。

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