東洋エンジニアリングは24日、インドネシア子会社が地熱発電所の建設を受注したと発表した。設計、調達、建設工事を一括で請け負い、2026年の完工を予定する。受注額は公表していない。東洋エンジは脱炭素関連の事業領域に力を入れており、これまでにも地熱発電所のプロジェクトを受注している。
東洋エンジ子会社のイカペテが、インドネシア最大の地熱発電事業者であるスターエナジーグループ傘下のスターエナジー・ジオサーマル(ワヤン・ウィンドゥ)社から受注した。ジャワ島西部にあるワヤン・ウィンドゥ地熱発電所の3号機の建設などを請け負う。
インドネシアでは経済成長に伴い電力需要が増えている。同国政府は発電容量を拡大しながら60年までにカーボンニュートラルの実現を目指している。地熱発電所の開発など環境負荷に配慮しながら電力をまかなう方針だ。
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