モスフードサービスとダスキンは24日、モスバーガーとミスタードーナツのコラボ店舗を25日に埼玉県三郷市に開くと発表した。バーガーとドーナツを一緒に提供する「MOSDO(モスド)」の出店は9年ぶりで、関東では初めて。ファミリー層を取り込むほか、カフェ時間帯など昼食時間帯以外の需要拡大にもつなげる。
新店舗は商業施設「ららぽーと新三郷」内に開く。モスとミスドの商品を一緒に注文して食べられるほか、ハンバーガーの価格に386円(店内飲食の場合)の追加で好きなドーナツとドリンクがつくセットも販売する。
同店限定のバーガーとして「海鮮明太もんじゃ焼き風バーガー」(440円)を新たに開発した。海鮮かき揚げに干しえびやキャベツ、めんたいこなどを使ったもんじゃ焼き風ソースをかけて、削り節、紅ショウガなどと一緒にバンズで挟み、もんじゃ焼きをバーガーで再現した。
モスフードサービスとダスキンは2008年に資本業務提携を結び、その一環として10年に広島県にモスドの1号店を共同で開いた。今回の出店は15年の関西国際空港ショップ(大阪府田尻町、20年に閉店済み)の出店以来、9年ぶり。「通常のモスの店と比べて大きな厨房設備が必要で、出店立地を見つけるのが大変だった」(モスフードサービス)。
今後は同店の状況を見ながら、適切な立地があれば更なる出店も検討する。
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