ホームセンターのエンチョーは22日、2025年3月期の連結最終損益が3000万円の黒字(前期は4億1300万円の赤字)になりそうだと発表した。販売価格の引き上げで売上高が想定よりも伸び悩んでおり当初予想より7000万円下方修正した。年間配当金も7円50銭下げて前期比10円増の12円50銭を予定する。

売上高は1%減の339億円と減収に転じる。原材料費の高騰を受けて価格転嫁を進めたことが消費者の購買姿勢に影響した。人件費や光熱費など販管費は想定を下回ったが売り上げの落ち込みを補えなかった。下方修正の主因は上半期の減収で、10月からの下半期の業績は想定通りとする。

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