食品向け機能性素材などを手がけるファーマフーズは22日、伊藤忠商事と資本・業務提携すると発表した。ファーマフーズが保有する自己株、約87万株を伊藤忠に割り当てる。伊藤忠はファーマフーズ株の約3%を取得し、ファーマフーズは調達する約7億6000万円を人件費や研究開発費に充てる。ファーマフーズの食品を、伊藤忠とつながりのあるコンビニやスーパーなどの小売店で販売する。
ファーマフーズはアミノ酸の一種「GABA(ギャバ)」などの機能性素材を食品メーカーなどに卸売りしている。サプリメントなどの自社製品はこれまで通信販売が中心だった。伊藤忠と組み、食品などの自社製品の小売店経由の売上高を2027年7月期に10億円にすることを目指す。中長期で100億円に伸ばしたい考えだ。
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