楽天モバイルでは法人や若年層の利用が広がっている

楽天グループ傘下の楽天モバイルは21日、同社の回線を借りて割安なサービスを提供する仮想移動体通信事業者(MVNO)などを含む携帯電話の全契約回線数が800万件を超えたと発表した。法人契約が拡大しているほか、若年層を中心に利用者が広がっていることも寄与した。

楽天Gの三木谷浩史会長兼社長は「800万回線を突破したことをうれしく思う。今後も通信品質の向上や満足度の高いサービスを届ける」とコメントした。

楽天グループの2024年1〜6月期の連結決算(国際会計基準)は、最終損益が759億円の赤字(前年同期は1399億円の赤字)だった。重荷だった携帯事業は契約回線数が1年前に比べ4割増えるなど復調しており、赤字幅は縮小している。

【関連記事】

  • ・携帯大手、低価格プランで再び競争 「楽天好調」が呼び水
  • ・楽天、悲願の携帯黒字へ一歩 弱い財務には利上げの影

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。