日星電気が浜松市に新設する「三方原工場」の外観イメージ

電気・電子部品の日星電気(浜松市)は同市内に新工場を建設する。半導体やファクトリーオートメーション(FA)産業などで需要が拡大するフッ素チューブ・ケーブルを増強する。投資額は非公開。2026年秋から稼働を予定する。

「三方原工場」は鉄骨3階建て。敷地面積は約4万6000平方メートル、延べ床面積は約2万平方メートル。フッ素チューブ・ケーブルのほか、高速伝送インターフェースなどを生産する。建設資金には経済産業省が創設した中堅・中小企業向けの大規模成長投資補助金も活用する。

日星電気は1969年設立。フッ素樹脂とシリコーンゴム、光ファイバ関連の3つの技術を中心とした製品を展開。少量多品種でライフサイエンスや産業機器など多分野に幅広く供給している。23年11月期の売上高は約390億円。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。