国内発電大手のJERAは17日、知多火力発電所7、8号機(愛知県知多市)が運転した場合の環境負荷の予測や環境保全対策をまとめた環境影響評価準備書を届け出たと発表した。高効率の発電方式で二酸化炭素(CO2)排出量を減らせる。既設の1〜5号機は高経年化のため廃止する。
準備書は経済産業相に届け出て、愛知県知事、知多市長、東海市長に送付した。18日から知多市役所などで閲覧できる。
新設する7、8号機にはガスタービンと蒸気タービンを組み合わせて発電効率を高める「コンバインドサイクル」方式を使う。JERAは「新設する発電所での有害物質や温排水などによる環境負荷は既設の運転時と比べて減る見込みだ」と説明した。
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