リペアした衣料のデザイン性などをアピールした(17日、東京都中央区の「ユニクロ TOKYO」)

ファーストリテイリング傘下のユニクロは17日、一部店舗で手がける衣服のリペア(補修)やリメーク(作り替え)のサービスをアピールするイベントを東京都内で開いた。10月第3土曜日の「国際リペアデー」を記念し、18〜20日にはリペアの一部無料や割引キャンペーンも実施する。

ユニクロは世界22カ国・地域の51店舗で「RE.UNIQLO STUDIO(リ・ユニクロスタジオ)」として衣服のリペアやリメークのサービスを提供している。2022年に英国の店舗から始まり、日本国内でも13店舗で導入した。18〜20日は縫い目のほつれや穴直しなどのリペアを一部無料や割引にする。

イベントでは北米や欧州のリ・ユニクロスタジオでリペアやリメークの技法を監修する「Studio Masachuka」の森川真彦氏が登場し、補修した衣服のデザイン性について説明した。環境省によると、リペアで衣服を1年長く着れば、日本全体の衣服の廃棄量を4万トン以上減らすことができるという。

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