SUBARUは17日、新型ハイブリッド車(HV)を日本で販売すると発表した。大型の多目的スポーツ車(SUV)「クロストレック」で燃費性能が高い「ストロングハイブリッド」モデルを追加する。スバルの従来HVと比べ、燃費は2割ほど向上する。
同日、ストロングハイブリッドを搭載したクロストレックの先行予約を始めた。燃料タンクを増量し、航続距離は従来のHV比で約5割延びた。独自開発のエンジンと、トヨタ自動車から技術供与を受けたハイブリッド機構を組み合わせたパワーユニット(動力源)を搭載した。
ストロングハイブリッドはトヨタなどが既に市場投入している。スバルにとって同様のHVの販売は初めてとなる。
スバルはHVを含む電動車の販売を増やす方針を掲げる。米国では25年にストロングハイブリッドを搭載した別の車種を投入する計画だ。電気自動車(EV)では2030年には年60万台を販売し、世界販売に占める割合を50%にまで高める。
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