【北京共同】中国の業界団体「サイバーセキュリティー協会」は16日、米半導体大手インテルの製品が「国家安全保障を脅かしている」とし、当局に安全審査を求める提案を発表した。半導体を巡る米国の対中制裁への報復として、当局が実際にインテル製品の排除などに動く可能性がある。
提案では、インテルの半導体製品に関する複数のセキュリティー上の脆弱性を指摘。同社製品は中国市場で高いシェアを占めているにもかかわらず、中国の利益を損ねて国家安全を脅かしていると主張した。
新疆ウイグル自治区の労働問題を巡ってインテルが部品の調達を制限したことや、ファーウェイなどに対するサービスを停止したことも批判した。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。