三木谷氏が保有する楽天G株の担保が解除された

楽天グループの三木谷浩史会長兼社長が保有する同社株に設定されていた担保が解除されたことが15日、分かった。同日付で関東財務局に提出した大量保有報告書で判明した。三木谷氏は2023年5月に保有する楽天Gの株式8500万株(15日の終値で換算すると約810億円相当)を大和証券に担保として差し出していたが、10月7日付で全株の担保が解除された。

楽天グループの24年1〜6月期の連結決算(国際会計基準)は、最終損益が759億円の赤字(前年同期は1399億円の赤字)だった。重荷だった携帯事業は契約回線数が1年前に比べ4割増えるなど復調しており、赤字幅は縮小している。

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