ZOZOは15日、身体計測の業務をスマートフォンを使って効率化するサービスを始めたと発表した。専用のアプリを起動して複数の角度から体を撮影すると3Dデータを作成、ウエストなど最大で139カ所の部位を約1分で計測できる。オーダー服の販売店といった衣料品事業者の利用を見込む。
サービス名は「ZOZOMETRY(ゾゾメトリー)」。計測には体のラインが分かる服を着用する必要があり、より高精度な計測が必要な事業者は専用の計測用スーツを使って測ることもできる。サービス提供価格は利用企業ごとに設定する。
計測には特別な訓練がいらないため、衣類販売店の人手不足や計測結果のばらつきの解消につながる。通常の採寸と違って他人が体に触れないため異性間の計測でも使いやすい。既にオーダー服や衣料品の研究開発分野で導入が決まっており、フィットネスや医療などのファッション以外の分野への提供も目指す。
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