国内のスタートアップが10月7〜11日に発表した主な資金調達をまとめました。各社の資金調達に関する記事やこれまでの関連記事を取り上げます。
Coopel 1億4000万円
事務作業を自動化する「RPA」(ロボティック・プロセス・オートメーション)のクラウドサービスを提供するCoopel(クーペル、東京・品川)はベンチャーキャピタル(VC)のデライト・ベンチャーズやイーストベンチャーズなどから1億4000万円を調達したと発表しました。製品の開発やマーケティングに資金を投じます。
エスマット 2億5000万円
ソフトウエア開発のエスマット(東京・品川)はキヤノンマーケティングジャパンなどからや融資を含めて2億5000万円を調達したと発表しました。キヤノンマーケティングジャパンと資本業務提携し、共同で製品を提案していきます。
エスマット、在庫管理の作業効率化 ホンダ工場に導入xenodata lab. 3億2000万円
経済予測プラットフォームを開発するxenodata lab.(ゼノデータラボ、東京・台東)は融資を含めて3億2000万円を調達したと発表しました。機能開発やエンジニア、営業の採用などに充てます。
KAKEAI 9億7000万円
上司と部下の面談システムを手掛けるKAKEAI(カケアイ、東京・港)はモバイル・インターネットキャピタルなどからの第三者割当増資と融資で9億7000万円を調達したと発表しました。製品開発や組織体制の強化に投じます。
カケアイ、教育機関向け面談システム 25年に投入estie 28億円
不動産スタートアップのestie(エスティ、東京・港)は、国内外の投資家から28億円の調達を発表しました。シンガポールの政府系投資会社テマセク・ホールディングス傘下のグロースファンドや日本政策投資銀行などの計5社を引受先としています。M&A(合併・買収)や人材採用などに充てます。
不動産新興のエスティ、28億円調達 人材採用を強化JCCL 4億円
九州大学発スタートアップのJCCL(福岡市)は慶応イノベーション・イニシアティブやDBJキャピタルなどから4億円を調達したと発表しました。二酸化炭素(CO2)を分離・回収する装置を開発しており、パートナー企業とともに販売を進めます。
九大発のJCCL、低コストでCO2回収可能な装置を販売BionicM 約4億4500万円
東京大学発のスタートアップで「ロボット義足」を手掛けるBionicM(バイオニックエム、東京・文京)は、海外投資家から300万ドル(約4億4500万円)を調達したと発表しました。米国での本格販売に向け拠点設立などに充てます。
ロボット義足のBionicM、米国に進出 4.5億円調達トリファ 12億円
eSIMアプリを手掛けるトリファ(東京・品川)はVCのグローバル・ブレインや金融機関などから12億円を調達したと発表しました。利用者の拡大に向けたマーケティングや採用などに投じます。
ハイレゾ 約12億円
データセンター運営のハイレゾ(東京・新宿)はサードウェーブなどを引受先とする第三者割当増資で約12億円を調達したと発表しました。設備投資や広告宣伝などに充てます。
政投銀・みずほ銀、データ拠点に投融資 国産AIを後押し鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。