食肉卸のエスフーズは11日、2025年2月期の連結純利益が前期比54%減の42億円になりそうだと発表した。従来予想(12%減の80億円)から38億円下方修正した。米国産牛肉について、供給量の減少や円安で調達コストが上昇したことが収益を圧迫する。
営業利益は42%減の73億円を見込む。従来予想は9%減の115億円だった。売上高は5%増の4450億円とした従来予想を据え置いた。日本の輸入牛肉は米国産の比重が大きい。米国では牛の頭数が周期的に増減する自然サイクルの減少期にあり、牛肉の供給が減っていることも相場を押し上げている。
同日発表した24年3〜8月期の連結決算は、純利益が前年同期比83%減の12億円、売上高が5%増の2189億円だった。
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