ENEOSは社食・給食大手のエームサービス(東京・港)から廃食油を買い取ることで合意したと発表した。ENEOSが2027年に和歌山県で生産を始める再生航空燃料(SAF)の原料として使う。脱炭素の観点から廃食油の需要が高まるなか、安定した調達手段の一つにする。
ENEOSが廃食油の買い取りで合意したのは20社・団体目となる。エームサービスが企業や工場、病院などの食堂で使った油を集める。SAFの製造装置が動くまではせっけんやインクに再利用する。
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