栃木県は28日に同県茂木町で、ホンダの新型ハイブリッド車「アコード」の車両技術説明会を県内企業向けに開く。同社の開発者が車両のコンセプトや主要技術について説明し試乗の機会も設ける。自動車の電動化への対応を進めるヒントにしてもらう。
ホンダのグループ会社が運営するテーマパーク「モビリティリゾートもてぎ」で午前中に実施する。50人程度の参加者を栃木県産業振興センターが23日までメールで受け付ける。施設入場料を含め参加は無料。
県が2022年度から実施する「次世代自動車部品解析ワークショップ」の一環。11月には同車両の部品に関する技術説明会を開き、その後さらに希望する企業に実際の部品を解析してもらうワークショップを実施予定だ。22年度は「ホンダe」、23年度は日産自動車「サクラ」を対象に同様のワークショップを実施した。
県内には自動車部品を製造する中小企業が多い。電気自動車(EV)の本格普及でガソリン車のエンジンなどの周辺部品を手掛ける企業は受注減が見込まれ、県は事業転換を促すなどの支援を進める。
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