発表によりますと、リクルートは、全国のエリアごとに隔月で発行する旅行情報誌の「じゃらん」と、旅行のテーマごとに臨時で発行する「じゃらんムックシリーズ」について来年3月までに休刊するということです。

1990年に創刊したじゃらんは、団体旅行が主流だったバブル時代に国内の観光地や宿泊先の情報を一覧で掲載したことが注目され、日本人の旅行スタイルの中心を個人旅行へと変化させるきっかけの1つとされました。

休刊の理由について、会社は旅行客の情報収集や予約の手段がインターネットに移行したためだとしています。

今後は宿泊先の掲載や予約の受け付けなどはWEBサイトに集約するとしていますが、ほかのエリアより発行部数が多い月刊誌の「北海道じゃらん」の発行は続けるということです。

リクルートは「読者のライフスタイルに寄り添ったサービスのさらなる強化をしていく」と話しています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。