茨城県内を走るJR水郡線の全線開通90周年を記念し、県や沿線自治体でつくる茨城県水郡線利用促進会議は人気スナック菓子「うまい棒」5万本余りを使った巨大地上絵を沿線の大子町で制作する。同町はうまい棒の製造がはじまった発祥の地。11月下旬から開かれる「水郡線フェス」で披露し、沿線の振興や誘客につなげる。
大井川和彦知事が取り組みを発表した。うまい棒は1979年にリスカ(同県常総市)の大子工場で製造が始まった。同社の協力により、うまい棒5万1948本を使って「ナスカ」ならぬ「リスカの地上絵」を町立だいご小学校の校庭に完成させる。
大きさは縦12メートル、横20メートルで、県によると水郡線にちなんだ絵柄にする予定。沿線の学校の児童・生徒や団体などに制作に協力してもらう。11月30日と12月1日に実施する水郡線フェスでお披露目する。当日は熱気球を飛ばし、空から地上絵を眺めることもできるようにする予定という。
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