ミスミグループ本社とパンチ工業は資本業務提携する

ミスミグループ本社(ミスミG)とパンチ工業は7日、資本業務提携すると発表した。互いに13億円弱を出資し合う。ミスミGは顧客工場に部品を短納期で供給するオンラインサービスに強みを持ち、パンチ工業は部品の精密加工技術を得意とする。標準品や特注品といった幅広い部品のスムーズな納品に向けて両社で協業する。

ミスミGはパンチ工業が実施する第三者割当増資を引き受ける。総額12億6900万円を投じて300万株を取得する。パンチ工業の発行済み株式総数(自己株式を除く)の10.92%を保有し、2番目に大きい株主となる。パンチ工業は調達資金の大半を生産効率化や自動化に関わる設備投資に充てる。

パンチ工業も同額を投じ、ミスミG株を12月末まで市場で買い付ける。7日のミスミG株の終値ベース(2660円)で計算すると約48万株相当で、同社の発行済み株式総数(自己株式を除く)の0.2%にあたる。

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