NTNは7日、和歌山製作所(和歌山県橋本市)に自家消費用の太陽光発電設備を導入したと発表した。年間の発電量は1357メガワット時となる見通しで、事業所の消費電力の1割弱をまかなう。自家消費用設備の導入によって二酸化炭素(CO2)排出量を年間で589トン削減する。
和歌山製作所は電気自動車(EV)向けの軸受け(ベアリング)などを生産している。工場の屋根に太陽光パネルを設置する。NTNは2035年度までに自社でのCO2排出量の実質ゼロ、50年度までにサプライチェーン全体でのCO2排出量の実質ゼロを目標として掲げている。国内のほか、中国やタイなどの生産拠点でも自家消費用の太陽光発電設備の導入を進めている。
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