日本HPは大量のデータ処理が必要な人工知能(AI)を端末上で素早く動かす「エッジAI」に対応したパソコンシリーズに、タブレット型に変形できるモデルを追加した。タッチペンを使って画面に書き込める。大量のデータ処理に向くAI専用のチップを搭載しており、データ量の多い画像や動画を編集するクリエーターらの需要を見込む。
画面を回転させてノートパソコン型からタブレット型に変形できる。クラウドに頼らず端末側でAIのデータ処理ができる高度なチップも搭載。新しい画像を作成したいとき、タッチペンで画面にラフ画を書いて、説明文を文字で入力すると、AIが説明にあった画像を生成してくれる、といった機能にも対応する。
販売を始めたのは「HP OmniBook(オムニブック) Ultra Flip 14 AI PC」で、価格は24万9700円から。日本HPの電子商取引(EC)サイトでも販売しており、製品は10月下旬から出荷する。個人向けPC製品を担当する吉川直希氏は「タブレット型で書き込みやすく、直感的な操作ができる。クリエーターに使ってほしい」と話した。
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