「レイバン」などを手がける眼鏡メーカー世界大手の仏エシロール・ルックスオティカがニコン株式の5%超を取得したことが7日、分かった。エシロールが同日、関東財務局に提出した大量保有報告書で明らかになった。
エシロールは6月24日時点でニコン株の5.10%を保有した。保有目的は「長期純投資」としている。エシロールは眼鏡メーカーの世界大手で、23年12月期の売上高は253億ユーロ(約4兆円)だ。時価総額は約960億ユーロ(約16兆円)にのぼる。東京市場では7日午後、ニコン株は一時、営業日比10%高の1707円となった。
ニコンとエシロールは、2000年に眼鏡レンズの製造販売などを手がける共同出資会社のニコン・エシロール(東京都墨田区)を設立している。遠近両用メガネレンズの「バリラックス」の国内販売を手がけている。
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