【ニューヨーク共同】4日のニューヨーク外国為替市場の円相場は円売りが進み、一時1ドル=148円台後半を付けた。8月中旬以来、約1カ月半ぶりの円安ドル高水準。堅調な米雇用統計を受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)による大幅利下げの観測が後退したことから、円が売られドルが買われた。

 午前8時40分現在は前日比1円16銭円安ドル高の1ドル=148円08~18銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1.0973~83ドル、162円57~67銭。

 米労働省が4日発表した9月の雇用統計は、景気動向を敏感に示す非農業部門の就業者数が前月から25万4千人増となり、14万人程度の増加としていた市場予想を大幅に上回った。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。