南紀白浜空港を運営する南紀白浜エアポート(和歌山県白浜町)とJR西日本は1日、事前予約制の乗り合いバス「チョイソコしらはま」の運行を同町内で始めた。2025年2月25日まで運行する。慢性的なタクシー不足に対応し、観光客の増加や地域振興につなげる。
運行は1〜2月に次いで2回目。毎日正午から午後11時半、予約に応じてバス1〜2台を走らせる。運賃は1乗車当たり大人680円、小学生340円。乗客は白浜駅やアドベンチャーワールド、町役場など18カ所の停留所から乗車区間を選ぶ。
乗車日の1週間前から指定時刻の15分前までインターネットで予約する。同町では特に夕方から夜間のタクシーが不足しており、路線バスも本数が少ない。南紀白浜エアは「地域に必要な交通手段。次年度以降の運行にもつなげたい」としている。
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