挙式関連サービスのクラウディアホールディングス(HD)が1日発表した2024年8月期の連結決算は、純利益が前の期比66%減の1億9200万円だった。M&A(合併・買収)関連の手数料などが1.7億円ほど利益を押し下げたほか、人件費の増加や円安により海外で挙式を開く人が減ったことが響いた。
売上高は前の期比15%増の132億円だった。ウエディング衣装の販売・レンタル事業は受注数が減ったが、1割ほど値上げをしたことなどで部門売上高を42%伸ばした。
25年8月期は売上高140億円、純利益3億5000万円を見込む。
クラウディアHDは23年11月に婚礼和装メーカーを、24年6月にはレンタル衣装店を子会社化した。倉正治会長兼社長は事業承継に悩む企業を引き継いだとして「現在は赤字であっても将来の収益源を育てる田植えだと考えている」と述べた。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。