ロームは社内炭素価格を導入する(グループで手掛ける半導体部品)

ロームは1日、社内で炭素価格を設けて設備投資の判断基準とする「社内炭素価格(インターナルカーボンプライシング、ICP)」制度を導入したと発表した。価格は二酸化炭素(CO2)排出量1トン当たり2万円とし、排ガス処理装置や1000万円以上の設備の導入に向けた判断材料のひとつにする。

一般にCO2排出が少ない設備は高価だが、ICPを導入するとCO2排出コストを含めた金額を考慮するため、高価な設備でも導入しやすくなる。2050年までのカーボンニュートラルに向け、グループで脱炭素への取り組みを広げる。

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