2024年度上半期(4~9月)の国内新車販売台数は216万8729台で、前年同期比2.6%減となった。ダイハツ工業やトヨタ自動車などで認証不正が相次ぎ、生産停止が発生したことが響いた。日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が1日に発表したデータを集計した。
軽自動車は3.6%減の77万1734台だった。不正の影響で23年末から一時、国内全ての工場を停止したダイハツは24.4%減と苦戦。相手先ブランドによる生産(OEM)でダイハツから供給を受けるトヨタは36.6%減、SUBARU(スバル)も16.8%減となった。
スズキは「スペーシア」などが好調で10.1%増の28万3754台だった。
軽自動車以外の自動車(登録車)は2.0%減の139万6995台。トヨタは9.1%減、日産自動車は6.4%減だった。一方、ホンダは58.7%増となった。
同時に発表した9月の新車販売台数は、軽自動車が0.6%減の16万4355台、登録車が0.8%増の27万4378台だった。
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