さくらインターネットは1日、クラウド事業のアジア市場進出を目指し、データセンター運営大手の米エクイニクスと提携すると発表した。さくらネットがエクイニクスのデータセンターの敷地を借りて自前のサーバーを設置した上で、海外でクラウドサービスの提供を検討する。さくらネットは同様の手法で日本のクラウドサービスも強化する。
エクイニクスはシンガポールやインドネシアなどでデータセンターを運営する。さくらネットがサービスを提供する国や時期など詳細は今後詰める。
アジアのクラウド市場はアマゾン・ウェブ・サービスやグーグル、マイクロソフトといった米IT(情報技術)大手が高いシェアを持つ。さくらネットは日本企業で初めて日本の「政府クラウド」の提供事業者に認定されたのを機に、海外市場の開拓に乗り出す。
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