シェアサイクル事業のチャリチャリ(福岡市)は10月1日から熊本県菊陽町で実証実験を始める。同町では台湾積体電路製造(TSMC)が工場を開所するなど半導体産業の集積が進み、渋滞が深刻化している。シェアサイクルで公共交通を補完し渋滞の軽減を図る。
実証期間は10月1日から25年3月まで半年間の予定で、同年4月からの正式導入を目指す。自転車台数やポート設置数などは利用状況に応じて順次調整する方針だ。
熊本県内での導入は熊本市、天草市に次いで3件目。菊陽町とチャリチャリは8月にシェアサイクル事業の実施に関する連携協定を締結していた。2次交通の活性化や災害時の移動支援などで連携する。
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