北京市郊外の観光地を訪れた人たち=15日(共同)

 【北京共同】中国国家統計局は30日、景況感を示す製造業購買担当者指数(PMI)が9月は49.8だったと発表した。前月から0.7ポイント上昇したが、好不況を判断する節目の50を5カ月連続で下回った。

 項目別に見ると、生産指数は前月より1.4ポイント高い51.2となり、節目を上回る水準に回復した。先行指数である新規受注は49.9と1.0ポイント改善した。各国との貿易摩擦が強まる中、輸出向け受注は47.5となり、1.2ポイント悪化した。雇用指数は0.1ポイント高い48.2だった。

 非製造業部門の景況感を示す指数は50.0で、前月から0.3ポイント低下した。

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