東京ディズニーリゾート(TDR)を運営するオリエンタルランドが26日発表した2024年3月期決算は、売上高が前年比28.0%増の6184億円、純利益が同48.9%増の1202億円でいずれも過去最高を更新した。コロナ禍が収束し、国内客や訪日外国人客が増えたことが要因。TDRの40周年イベントも集客を後押しした。

 主力のテーマパーク事業は入園者数が同24.5%増の2751万人、売上高は同29.7%増の5137億円。ホテル事業の売上高は19.7%増の883億円だった。

 25年3月期の業績予想では、売上高を同10.7%増の6847億円とした。約3200億を投じたTDRの新エリア「ファンタジースプリングス」が6月に開業する効果で、入園者の増加が続くと見込む。(明楽麻子)

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