ニューヨーク証券取引所=7月(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】26日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前日比260・36ドル高の4万2175・11ドルで取引を終えた。米国の労働関連指標が堅調だったことで、買い注文が膨らんだ。前日終値からの上げ幅は一時300ドルを超えた。  朝方発表された米週間失業保険申請件数は21万8千件で、市場予想を下回った。労働市場の底堅さが示され、物価高を抑えながら景気後退を回避するソフトランディング(軟着陸)実現への期待感が広がった。  幅広い銘柄で構成するSP500種株価指数は23・11ポイント高の5745・37と2日ぶりに終値の最高値を更新した。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。