ソニーの販売子会社、ソニーマーケティングはプロeスポーツチーム「ZETA DIVISION(ゼータ ディビジョン)」とスポンサー契約を結んだと発表した。選手の意見を反映してゲーム向けモニターやヘッドホンなどを開発する。Z世代を中心に人気があるチームと連携し、販促に生かす。
ソニーマーケティングはeスポーツブランド「INZONE(インゾーン)」を展開している。ゼータ ディビジョンが主催するゲーム対戦会「ZETA FIGHT CLUB」に協賛するほか、チームにインゾーンのモニターなどを提供する。
国内有数のeスポーツチームと連携することで、ゲーム業界のコミュニティーに入り込む狙いがある。26日に千葉市の幕張メッセで開幕した世界最大級のゲーム見本市「東京ゲームショウ(TGS)2024」ではゼータ ディビジョンのブース内にインゾーンのモニターを設置し、ゲームを試遊できるようにした。
ソニーの担当者は「プロが使っているモノは消費者に支持されやすい」とし、選手のこだわりを反映した商品の開発に力を入れる考えを示した。同社は別のプロチームFnatic(フナティック)とも連携しており、画面の色調を調整することで敵を見つけやすくなるモードを搭載したモニターを共同開発した。
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