アニメや漫画、アイドルグッズを約1000点展示する(26日、東京都渋谷区)

メルカリは26〜29日、特定の人物やキャラクターを応援する「推し活」関連の商品を展示する企画展を東京・渋谷で開く。1970年代から現代までのアイドルやアニメ・漫画関連の商品を約1000点展示する。フリマアプリの出品に中古のエンタメ商品が豊富な点をアピールし、拡大する推し活需要を取り込む。

展示品は全て過去にフリマアプリ「メルカリ」に出品された中古商品で、昭和のアイドルのレコードや平成のゲームソフトなどを年代順に紹介する。昭和や平成の芸能雑誌50冊を立ち読みできる企画や、「スーパーファミコン」などレトロゲームをブラウン管テレビで遊べる展示スペースも設ける。

昭和のアイドル雑誌を立ち読みできるコーナーも設けた(26日、東京都渋谷区)

メルカリでは推し活に関連したエンタメ商品の引き合いが増えている。紹介文やタイトルに「推し活」の言葉を含む商品の販売数は2023年に前年比5倍の5万件、24年も1〜8月だけで6万7000件に上る。

同日、展示会場で記者会見したメルカリの千葉久義執行役員は「展示会を通じて、時代を超えて推しの(アイドルやキャラクターの)商品を売り買いできるメルカリの良さを知ってほしい」と話した。

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