トランプ前米大統領(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米大統領選の共和党候補、トランプ前大統領は24日、激戦の南部ジョージア州で開いた集会で、返り咲いた場合はメキシコから輸入する全ての自動車に100%の関税を課す考えを明らかにした。現在は協定の基準を満たせば、メキシコからの輸入車に関税を課していない。メキシコには日本の自動車メーカーも米国などへの輸出向けに生産拠点を構えており、影響が懸念される。  メキシコは人件費も米国と比べて安く、存在感を増す中国メーカーなども進出している。トランプ氏は「無能な政治家により(米国の)自動車産業が壊滅的な打撃を受けた」と説明した。


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