【ベルリン共同】世界最大級の鉄道技術見本市「イノトランス2024」が24日、ベルリンで開幕した。日立製作所が人工知能(AI)を活用して鉄道の保守を効率化するサービスを紹介するなど、出展した各社はAIや脱炭素に貢献する環境関連の最新技術を披露。世界市場での受注獲得へ攻勢をかける。
日立は、イタリアの鉄道会社トレニタリアに2026年春から納入する高速鉄道車両「ETR1000」の最新モデルを展示した。営業走行しながら、車体や線路の異常をAIで迅速に検知する仕組みを搭載。Wi―Fiの通信速度を向上させ、快適性を高めた。
イノトランスは2年ごとに開催し、今年は27日まで。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。