ダイハツ工業は26日、認証不正問題により自動車の生産を停止した間の補償について、直接取引のある部品会社や物流業者600社と交渉したと明らかにした。星加宏昌副社長はオンライン説明会で「資金は今のところ(自社で)賄えている」と話し、対象の取引先はさらに増える見通しだ。
補償は部品の保管費や人件費が対象で、必要な金額の見通しは公表しなかった。2次下請けや3次下請けの部品メーカー、販売店にも補償する予定だ。
ダイハツは車の量産に必要な「型式指定」における国の認証試験で不正が発覚。昨年12月に国内での車生産を全て停止した。国土交通省が安全に関する性能を審査し、順次、生産を再開している。
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