アメリカでは、19日に発表された新規の失業保険の申請件数が市場予想よりも少なく、投資家の間で景気の先行きに楽観的な見方が広がり、ニューヨーク株式市場ではダウ平均株価や「S&P500」が最高値を更新するなど主要な株価指数が大きく上昇しました。
これを受けて、20日の東京株式市場でも午前中から幅広い銘柄に買い注文が入り、日経平均株価は一時800円を超える値上がりとなりました。
午後に入ってからは、19日と比べていくぶん円高が進んだことから値上がり幅が縮小し、結局
▽日経平均株価の20日の終値は19日より568円58銭高い3万7723円91銭
▽東証株価指数=トピックスは25.48上がって2642.35
▽一日の出来高は23億5357万株でした。
市場関係者は「昼前に日銀が政策金利を据え置くと公表されたが、市場の予想どおりで、取り引きの大きな材料にはならなかった。来週の株式市場は自民党の総裁選挙の動向などをにらみながらの取り引きになるだろう」と話しています。
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