19日のニューヨーク株式市場では、新規の失業保険の申請件数が市場予想よりも少なく、投資家の間で景気の先行きに楽観的な見方が広がったことから、ダウ平均株価や「S&P500」が最高値を更新するなど主要な株価指数が大きく上昇しました。
これを受けて、20日の東京株式市場でも取り引き開始直後から幅広い銘柄に買い注文が入り、日経平均株価は、一時800円を超える値上がりとなっています。
市場関係者は「18日にアメリカのFRB・連邦準備制度理事会が大幅な利下げに踏み切ったことに加え、アメリカの雇用情勢に対する投資家の懸念がやわらいだことが日本の株式市場にも波及している。このあとは、きょう公表される日銀の金融政策決定会合の結果や為替相場の動向をにらみながらの取り引きになるだろう」と話しています。
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