ベネッセは中高生がプログラミングを学べる講座を2025年4月から始める

ベネッセホールディングス傘下のベネッセコーポレーションは19日、2025年4月から主力の「進研ゼミ」で中学生・高校生向けにプログラミング講座を始めると発表した。25年の大学入学共通テストで「情報Ⅰ」が導入されることなどを受けたサービスで、理論と実践を併せて学ぶことができる。

中学生を主な対象とした「アプリ開発」と高校生を主な対象とした「Web制作・AI入門」の2種類の講座を新たに設ける。高校生向けの講座は、ベネッセが22年に出資したIT(情報技術)エンジニア向け転職サイトを手掛けるpaiza(パイザ、東京・港)と共同開発した。

いずれの講座も受講期間は2年間で、月額4980円から。進研ゼミの受講者でなくても申し込める。

進研ゼミでは小学生が簡単に操作できるプログラミング言語の「スクラッチ」や、プログラミング不要の「ノーコード」でアプリ開発などを学ぶ講座を提供してきたが、本格的なプログラミングを学ぶ教材の提供は初めてとなる。

パイザはオンラインでのプログラミング学習サービスを提供しており、動画解説の後に受講者が専用画面で実際にコードを書いて実行するという部分で開発に関わった。

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