26日の東京外国為替市場で対ドル円相場は円安が進み、一時、1ドル=156円台まで下落した。1990年以来、約34年ぶりの円安ドル高水準となった。
日本銀行は、この日開いた金融政策決定会合で、短期の政策金利を据え置いた。長期国債の買い入れ額も前回3月会合での方針を維持することとした。これを受け、市場では、今後も低い金利が続くと見込まれる円を売り、金利の高止まりが続くドルを買う動きが進んだ。(杉山歩)
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