中国レノボ・グループ傘下のモトローラ・モビリティの日本法人、モトローラ・モビリティ・ジャパン(東京・千代田)は17日、折り畳み型スマートフォンの新製品を発売すると発表した。人工知能(AI)を搭載し、動きながら写真を撮影した際も自動で手ぶれ補正ができる。
製品名は「motorola razr 50」。モトローラが展開するrazrシリーズの新モデルとして27日の発売を予定する。自動で手ぶれ補正などをする「moto ai」を搭載し、鮮明な画像を撮影できるほか、撮った画像を基に壁紙を自動生成することも可能だ。
折り畳んだ際に使う外部ディスプレーの機能も拡張した。畳んだままQRコードによる決済やメッセージの送信ができる。バッテリーの容量は4200mAh(ミリアンペア時)で、急速充電にも対応できる。端末価格は13万5800円。
新たにタレントの目黒蓮さんを、モトローラのアンバサダーに起用した。これまで同社製品に触れることが少なかった若年層を開拓する。モトローラ・モビリティ・ジャパンの仲田正一社長は同日の発表会で「普通ではない体験を提供できる革新的な製品だ。二つ折り端末の完成形と確信している」と話した。
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